ファミリー世帯はクレジットカード何枚持ちが最適か?家族カードの利用と適性枚数について考える。

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クレジットカードを複数枚所有している人は多いと思います。

複数所有しているとポイントがお得に獲得できる一方で、管理が面倒になります。

この記事では特にファミリー世帯のクレジットカードの適切な所有枚数について紹介します。

この記事を読んでほしい人
・家族の分のクレジットカードも管理しているが、管理が大変だと感じている人
・クレジットカードの保有枚数が多く、管理しきれていない人

この記事を読むメリット
・クレジットカードの適性枚数と管理方法が分かる。

結論を言うと、家族カードを活用し、世帯内で合計4枚程度にしておくことを推奨します。

目次

クレジットカードを複数持つメリット

  • ポイントを効率的に貯められる。
  • カードの破損、紛失、システムトラブル時などに代替のカードがある。
  • 複数の国際ブランド(VISA,Mastercard等)に対応可能。

クレジットカードを複数持つことの最大のメリットはポイントを効率的に貯められることです。

クレジットカードによってポイントの種類やポイント還元率が異なる事が多く、複数枚所持することでポイントの取りこぼしを防げます。

また、何らかのトラブルで特定のクレジットカードが利用できない場合、複数枚のクレジットカードがあれば別のカードを利用することができます。

想定される事態としては破損や紛失時で、再発行するまでにクレジットカードがない期間をなくすことができます。

クレジットカードを複数持つデメリット

  • 利用額や銀行口座残高の確認など管理の手間が増える。
  • 不正利用されても気付きにくい。
  • ポイントが分散する。

クレジットカードを複数枚所有していると、利用額確認や銀行残高の確認など管理の手間が増えます。

特にファミリー世帯で家族分のカードの管理もしていると、その分の使用額や銀行口座残高を確認することとなります。

残高不足による支払い遅延のリスクも高まります。

また、不正利用されても気付きにくくなります。

ポイントの取りこぼしは少なくなる一方で、ポイントが分散し使い勝手が悪くなってしまうことも考えられます。

解決策

クレジットカード複数所持のメリットを活かしつつ管理の手間を増やさないための解決策は、利用するクレジットカードは厳選し、家族カードを作成することです。

家族カードを活用すると一つの銀行口座に紐付く複数のカードを作ることができます。

例えば夫が本カードを作り、妻が家族カードを作った場合、夫の銀行口座から夫と妻両方のクレジットカード利用額が引き落としされます。

家族カードの利用額も本カードを確認する際に確認できます。そのため、残高管理や利用額確認など管理が非常に楽になります。

家族カードの特徴

  • 全てのクレジットカードで家族カードが発行できるわけではない。
  • カードによっては家族カード作成に年会費がかかる。
  • カードによっては家族カードではETCカードが発行できない。
  • 通常のショッピングでは本カードと同様に使える。

家族カードはクレジットカードによって発行が出来なかったり、発行できた場合でも年会費がかかる場合があります。

また、家族カードではETCカードが発行できない事もあります。

そのため、目的に合うクレジットカードを選ぶ必要があります。

以下、家族カードが作れるおすすめのクレジットカードを紹介します。

家族カードを作成できるおすすめクレジットカード

紹介する三井住友ゴールド(NL)と楽天カード両方で家族カードを作ることをおススメします。

ともに家族カード年会費は掛からず銀行口座を指定できるので、生活費用の銀行口座を一元管理できます。

ちなみにポイントの還元率を考えると、年間100万円までは三井住友ゴールド(NL)、100万円以上は楽天カードをメインカードにすると良いです。

おすすめ①三井住友ゴールド(NL)カード

三井住友NLゴールドは家族カードは1枚目は無料です。

  • 本カード年会費5500円、但し100万円以上の利用で翌年以降は永年無料。
  • 家族カード1枚まで発行無料
  • 家族カードでETCカード発行無料
  • 通常のポイント還元率は0.5%。
  • 100万円利用で1万円還元(100万円使用時点で還元率1.5%)される。
  • 特定のコンビニ等では高還元率となる。
  • ポイント:Vポイント

年間100万円利用すると翌年以降の年会費は永年無料となりますが、家族カードの利用額も含まれます。

その為、家族カードを活用することで100万円を利用(通称100万円修行)のハードルを下げることが可能です。

使用履歴は専用のアプリで主カードと家族カードをまとめて確認することが可能です。

獲得できるVポイントは本カードに合算され、買い物への利用の他クレジットカード引き落とし額への充当やポイント投資に使えます。

また、家族カードにてETCカードも発行可能です。

次に紹介する楽天カードでは家族カードでETCカードが発行できないので、この点も大きなメリットです。

*ちなみに三井住友ゴールド(NL)の上位互換とされているOliveでは家族カードが作れないので注意が必要です。

おすすめ②楽天カード

おすすめ①で紹介した三井住友とデメリットを補え合うのが楽天カードです。

  • 家族カードの年会費は無料。
  • 本カードの年会費は無料
  • ポイント還元率は1.0%
  • 家族カードでのETCカードは発行できない。
  • ポイント:楽天ポイント

楽天カードのポイント還元率は1.0%で一定です。三井住友NLゴールドの還元率1.5%は利用額100万円を超えると低下していきますが、そのデメリットを補うことができるのが楽天カードです。


また、楽天カードのデメリットとして家族カードでETCカードが発行できない事が挙げられますが、三井住友ゴールド(NL)では家族カードでのETCカードを発行できます。


各カードのデメリットを補えることから、三井住友ゴールド(NL)と楽天カードの併用をおすすめします。

まとめ

ファミリー世帯でのクレジットカードの保有枚数について紹介しました。

  • 管理の手間と紛失時の対応を考えると、ファミリ世帯内でのクレジットカード枚数は4枚を推奨する。
  • 家族カードを活用し、管理の手間を減らす。
  • 三井住友NLゴールドと楽天カードを併用することで互いのデメリットを補う。

ポイントの還元率を考えると、年間100万円までは三井住友ゴールド(NL)、100万円以上は楽天カードをメインカードにすると良いです。

以上、参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

サイドFIRE計画中/子育て中/メーカー管理職/転職と昇進を繰り返して年収UPさせました/ブラック企業→派遣→化学メーカー/更なる収入UP目指し中/インデックス投資(S&P500)歴8年/生活レベルは上げず質素に暮らしてます/FP3級/簿記3級

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